ゼミ 第1回
そこから?って思われるかもしれないけど、先日のデザインシップのプレイベントに参加して、デザインの幅広さに驚いた。これまでデザイナーと聞くと、「モノ」を設計してデザインする職業しか思い浮かばなかった。それが、UXデザイナーなど「コト」をデザインする、つまり体験をデザインする職業があることを初めて知った。
サービス全体の設計を通してよりよいユーザー体験を実現することを専門としたデザイナーがいるから、私たちは今こんなに便利な生活を送れているんだ。先日利用したメルカリもそうだけど本当にサービスが充実していて感心したもんなあ。
サービスブループリント
サービスブループリントによって、サービスがユーザーに提供されるまでのプロセスの中で、ユーザーから見えているフロントステージ・見えていないバックステージがどのように連携しているか視覚化することができる。サービスブループリントはUXを改善するために役立てられるツールであるといえる。
私は、ゼミで話を聞きながら、自分のバイト先のことが頭に浮かんだ。それからずっとモヤモヤしていたのでここに書かせてもらう。
飲食店チェーンなのだが、席の予約をアプリからのみとして、電話での予約を受け付けていない。
お客様「席の予約をしたいんですけど」
私「申し訳ございません。お席のご予約はスマートフォンのアプリからのみとなっておりまして、電話では受け付けておりません。」
お客様「スマホ持ってなくてねぇ、、。」
何度この内容の電話を取ったことか。
私自身、同じ店でアプリから席の予約をしたことがあるが、正直このたった一回の予約のためだけにメールアドレスからログインして会員登録しなければならないのか、席の予約くらいだったら電話でした方が断然快適だと感じた。
お持ち帰りの注文は電話からでもアプリからでも注文ができる。実際にお持ち帰りの注文もアプリからおこなったことがあるが、こちらはアプリの写真を見ながらゆっくり商品を選ぶことができるため、アプリからの方が快適だった。
お持ち帰りの注文もアプリのみならまだ分かるが、お持ち帰りの注文は電話からでもできるのになぜ席の予約は受け付けられないのか。
電話でお持ち帰りを承る場合、従業員がタブレット端末に入力して伝票を作る。それならば、席の予約も電話で承って、タブレットから入力すればいいだけではないのか。
確かに、アプリからのみとすることで業務の負担が減り、少しの効率化に繋がるかもしれない。しかし、こんな少しの効率化なら、絶対にお客様の快適さを優先するべきだと思う。
技術が進歩して、先に先に行こうとするのは大事だけど、お客様第一、ユーザー第一なのだから、戻るなとは言わないけど先に行きつつ振り返って見るのも大事なのでは、と。
ニュータイプ オールドタイプ
ニュータイプ オールドタイプの一文の説明を見て、正直あんな短い文だけじゃ、いろんな場面が想像できてしまって、なんかどちらにも当てはまってしまいそうじゃないか?となった。
一番ピンときたのは、正解を探す 問題を探す だ。
先生の言う通り、現代の私たちの身の回りには便利であふれていて、快適に日常生活を過ごせている。今の人々の生活の中から、暮らしにくさ、つまり問題を見つけるのは非常に難しい。
だからこれからの社会にとって、正解を探すことに対する価値は失われつつあり、問題を探すことに価値があり、そういう人材を企業が求めるのだろうと思った。
私は、ニュータイプではないのは確かだが、オールドタイプなのかと言われたらそうでもない気がする。いや、やっぱりオールドタイプか。
資格取りたいし、やりたいことに向かって頑張るとか、思いついたらとりあえずやるとかしたい。このままだと、やりがいのない職に就いて、周りの人は羨ましいなすごいな、それに比べて自分は、、とか思う人生になりそう。今がそう。
私の友人に、昔から口癖のように「迷ったらGO」と言っているスーパーポジティブ人間がいる。私は、迷ったらSTOP人間だ。こんな自分を少しでも変えたくてこのゼミに入った。まじで変わりたい。
売るという体験
私は、服に対する物欲がとにかく強い。買っても買っても新しい服が欲しくなる。それなのに、買っても着ないことが多々あり、母によく怒られる。なぜ服を必要以上に買ってしまうのか。そこには、他人に容姿をよく見せたいという欲求が大前提にあることに気づく。顔は容易に変えられないから(最近ちょっといじったけど)、服装に気をつかうことで友達にかわいいと思ってもらいたいがために服を買っているのだ。そして、服を無駄に買ってしまう理由はネットショッピングにハマってしまったからである。ZOZOTOWNは本当にすごい。買ったら買った分だけお得に感じる。毎日セールが行われていて、ついつい買ってしまう。届いた服を実際に見てみると、サイズが合わなかったり自分に似合わなかったりで結局一度も着ずに部屋に溜まっていく。
夏休み、いい加減部屋を片付けなさいと怒られ、久しぶりに洋服を整理した。いつもは、捨てたり知り合いにあげたりしていたが、今回は値札も切っていない服が山ほどあったので、メルカリで売ってみることにした。随分前から不用品を売りたいとは思っていたが、梱包・発送するのが面倒だと感じ、なかなか手を付けられずにいた。実際にモノを売るという体験をしてみると、一番面倒だったのは商品の写真を撮ることだった。ネットで買い物をするとき、写真でしかその商品を感じることができない。売るのは洋服であるため、余計に写真の印象が重要になってくる。商品説明、価格を考えて設定するのは大変だと思っていたが案外楽しい作業だった。梱包や発送は、少し面倒だったが思ったよりも簡単に行うことができた。
あとから、メルカリを見てみると「あとよろメルカリ便」というサービスがあることを知った。これは、メルカリが売れる前の商品を保管し、売れると梱包・発送をしてくれるというサービスだ。これは私みたいに、売りたいモノはいっぱいあるが梱包・発送が面倒だという人にとって最高のサービスだと思ったが、このサービスを利用した人の感想を見てみるとメリットだけでなくデメリットもあるようで、考えなしにサービスを利用する前にレビューを見ていて良かった。でも、これは場合によってはやっぱりすごく便利。メルカリすごい。今度、一度に大量に出品するとき利用してみよう。
メルカリは、買うだけでなく売る体験まで簡単に私たちに提供してくれる。アプリの可能性は無限だと感じた。スマホがあれば何でもできそうな気がしてくる。この思考あんまりよくないかな💦
サービスデザインと欲求
前回のゼミはリモートでの参加だったため、今回初めて森田ゼミ5期生のみんなと会うことができた!
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今回行なったこと
①HCD、UX、サービスデザインを知る
②観察して知る
③インタビューから欲求を探る
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①HCD、UX、サービスデザインを知る
HCD?UX??
やばい、どちらも聞いた事ない、、
から始まった第2回森田ゼミ
ゲームチェンジとイノベーション
お、イノベーションは知ってるぞ!変革や変革をもたらす行為のこと!
だから、ゲームチェンジも同じような意味を持つに違いない!
違った、、
私はイノベーションを知っているつもりで、全く知らなかった。
イノベーションは、新しい発明により社会を変えることだけでなく、「新結合」、既存のアイデアの新しい組み合わせにより実現する。社会のニーズを利用者視点で見極め、テクノロジーと組み合わせて新しい価値に結び付けることではじめてイノベーションが実現する。
そして、これを知ったことによりHCD(Human Centered Desigh)とUX(User Experience)がどういう事なのかを、なんとなく頭の中で想像することができた。
・我々はモノではなくサービスを買っている
なるほどー!たしかにー!!!となった。
モノを使って初めて価値が生まれる。
だから、作る側提供する側は、モノをただ作って提供しているわけではなく、利用者がそれを使うことによって得られる体験を提供しているのだ!
現代のモノづくりにおいて、HCDとUXは必要不可欠な存在だと感じた。
②観察して知る
ワークショップの1つ目は、絆創膏の行動観察をした。
最初に、自分で新しい絆創膏のデザインを考えた。デザインと聞くと、単純に絆創膏の形を考えることだ、と見たことのない変な形の絆創膏をとりあえず書いてみた。あとで恥ずかしくなった。
次に、利き手を負傷しているという設定で、実際に絆創膏を貼る様子を観察した。
作業ステップを書き出す。こんなもんかな✍🏻
先生「5個はまだまだ」
まじかー!
観察、じっくり見ていても見落としていることがたくさんあるのだから、普段生活している時に他人の行動などほとんど見えていないことがよく分かった。
利用者が実際に体験しているところを見ると、利用者がどんなことを求めているのか、どんなデザインが必要なのかが少し見えた。
絆創膏自体のデザインだけでなく、どのように取り出せるのか、どのように貼れるのかを考えてデザインした。
モノづくりにおいて、利用者の体験を見て考えることが大事だと実感した。
③インタビューから欲求を探る
ワークショップの2つ目は、インタビューから「好き」を探った。
私はインタビュアーとして、話を聞き出した。
結構聞き出せていると思った。
全然だった。
行為の目標から欲求を分析するのがすごく難しい!
すごく難しいということは、話を聞き出せていないということ。
欲求を無理に捻り出したので、矛盾点が目立った。
先生から指摘され、もう一度行為から行為の目標を考え、欲求を分析し直した。
やはり、聞き出せていないことが丸わかり。
だが、分析し直すことで「かっこよくなりたい」という本当の欲求を1つ見つけることができた。(本人は恥ずかしがっていた)
新しいことを知るって楽しい。
誰かと何かをやるって久々。とても新鮮。